どうして歯並びが悪くなるの?
◉何気ない体癖がある
‘指しゃぶり’‘うつぶせ寝’‘頬杖’など、日常習慣化した何気ない体癖が歯並びを悪くすることがあります。ご家族や本人がお気づきになっていない原因を探して指摘して差し上げるのも私たちの仕事の一つ。
◉乳歯を失ってしまっている
むし歯や外傷などにより、乳歯を早く失ってしまうと将来的な歯並びに乱れが出ることがあります。
◉口呼吸になっている
最近、花粉症などのアレルギー疾患をお持ちの患者さんが増えてきました。本来あるべき鼻腔機能が支障をきたし、口呼吸のために口唇閉鎖が出来ない(口が開きっぱなし)お子様がかなりいらっしゃいます。正しい呼吸と嚥下は、きれいな歯並びと噛み合わせにとって必須条件です。
この御時世、子供たちもマスク装着が常態化していますが、マスクをしていると鼻呼吸がしづらくなってしまいます。口唇閉鎖不全による歯列咬合不正のお子様が増えるのでは…と懸念されています。
その他、遺伝や先天疾患に起因するものなど、原因はひとそれぞれです。